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●有効画素数約820万画素の自社製CMOSセンサーを搭載。 約820万画素の大型CMOSセンサーを搭載しました。画面サイズは22.5×15.0mm、画素サイズは6.4×6.4μmにより820万画素の迫力ある高画質が得られます。また、RGBカラーフィルターがクリアで優れた色再現を可能にしました。撮像素子のフォトダイオードに集光するマイクロレンズのサイズを大きくすることで、1/3段ステップで設定可能なISO100〜1600相当(感度拡張でISO3200相当)の幅広いISO感度を実現しています。EOS 30Dでは、高速な信号転送に適しているCMOSセンサーの利点を活かし、4チャンネル同時読み出しと低ノイズ高速出力アンプにより、最高約5コマ/秒の高速連写を可能にしています。
●映像エンジンDIGIC IIが可能にする、高精細で自然な色再現。 自然な色再現と、高速な画像処理により高い評価を得ている、映像処理エンジンDIGICUを搭載。彩度の高い原色の被写体や明暗のはっきりしたコントラストの高い被写体でも、高い色再現性と、ハイライトからシャドウまでの滑らかな階調再現を可能にしました。さらに、起動時間約0.15秒を実現、パフォーマンスの向上と低消費電力化を実現しています。
●表現に合わせた最適画像が得られる機能ピクチャースタイル搭載。 EOS 30Dには、「スタンダード」「ポートレート」「風景」「ニュートラル」「忠実設定」「モノクロ」の6種類のプリセットされたピクチャースタイルが搭載されています。ピクチャースタイルを選択することで多彩な写真表現を行うことができます。ピクチャースタイルはシーンや被写体に合った画像特性が用意され、さらに「シャープネス」「コントラスト」「色の濃さ」「色あい」などもそれぞれの目的に合わせて最適になるように設定されており、さまざまな写真表現の目的にあわせて簡単にピクチャースタイルを選択することができます。また、好みによりシャープネスやコントラストなどの各パラメーターを調整したり、ピクチャースタイルとしてユーザー設定に登録することが可能です。
●さまざまな光源下で、最適な設定が可能な高精度ホワイトバランス。 オート/プリセットWBにより、見た目に忠実で自然な色再現が可能です。ほとんどの環境ではAWB(オートホワイトバランス)で適切なWBを得られますが、白熱電球の赤みを反映させたい時や日陰の青さを活かしたい時など、光源の状況に合わせてプリセットWB、マニュアルWB、色温度の直接設定を利用することにより、さらに微妙な光源下でも高精度なWBが得られます。
●最高約5コマ/秒の高速連写をはじめとする、高い機動性。 最高約5コマ/秒の高速連写を実現しています。クルマなどの高速に移動する被写体でも、動体予測・AIサーボAFでピントを合わせながら連続撮影を行うことができます。また、撮影目的により連続撮影速度は最高約5コマ/秒の高速連続撮影と、最高約3コマ/秒の低速連続撮影を選択することができます。
●最高1/8000秒、X=1/250秒。作動耐久約10万回の新開発シャッターを搭載。 EOS 30Dに搭載された、新開発シャッターは作動耐久約10万回。シャッターをセンサーサイズに最適化することで、小型化・高速化を達成しました。また、小型化・高速化と同時に接片の強度を高めることにより最高1/8000秒、X=1/250秒を実現しました。
●的確にシャッターチャンスを追い続ける、高速・広視野9点AFを搭載。 広視野9点AFにより被写体を的確に捉えます。中央測距点にはF2.8対応中央横センサーを配置。F2.8より明るいレンズを使用した場合、より高精度なAFが利用できます。さらに、F5.6対応2ライン測距の中央縦センサーと、F5.6対応中央横センサーにより高精度なクロスタイプ測距を実現しました。残り8点は縦/横線検出F5.6対応センサーを配置しています。幅広い測距輝度範囲を持つセンサーにより、光が少ない場所でも精度の高い測距が可能です。
●撮影シーンにより使いたいカメラ設定を簡単選択、モードダイヤル。 撮影シーンにより、WB、ISO感度、シャッター速度、ピクチャースタイルなど使いたいカメラ設定は違います。モードダイヤルで、被写体や撮影状況に合わせて簡単撮影ゾーン、応用撮影ゾーンが選択できます。
●さまざまなシーンに最適な測光を行う、4種類の測光方式。 35分割測光センサーによる評価測光、部分測光、中央部重点平均測光、スポット測光の4種類の測光方式を搭載しました。被写体や撮影状況に合わせて、最適な測光方式を使い分けることができます。
●広視野角2.5型/約23万画素液晶モニターを搭載。 撮影した画像の確認や設定メニュー表示に、2.5型/約23万画素の、高精細TFT液晶モニターを搭載しました。上下左右170°の広視野角により、斜めの位置から見ても正位置で見る時とほぼ同じように画像を確認できます。撮影直後の画像を自動再生でき、画像情報表示やハイライト警告表示を行うことによりその場で画像情報を確認でき、納得いくまで撮影できます。 大型で見やすい液晶モニターにより、メニュー画面の文字も読みやすくなりました。明るさは5段階で調節可能。またバックライトには、消費電力の少ないLEDモジュールを6灯配置しています。 さらにカメラ設定メニューでは、色分けされたメニュー画面により、カメラ設定に必要な情報を素早く確認し設定できます。
●使いやすい、メイン/サブ電子ダイヤルとマルチコントローラ。 絞り数値やシャッター速度の選択、露出補正、各モードの選択、メニュー操作などにメイン/サブ電子ダイヤルを搭載。また、マルチコントローラーにより、AFフレーム選択やホワイトバランス補正、拡大ズーム表示時の表示位置移動を素早く行うことができます。
●イージーダイレクトボタンで、パソコンに「ダイレクト転送」。 パソコン画面で操作せずに、カメラ側の操作で画像データをパソコンにダイレクト転送できます。EOS DIGITAL Solution DiskがインストールされたパソコンとEOS 30Dをケーブルで接続し、カメラの電源をONにすると、送信指定画面が液晶モニターに表示され、全画像の一括転送、未転送画像の転送、送信指定画像の転送、画像を選んで転送、パソコンの背景※として転送などを選択することができます。メニューの選択後、イージーダイレクトボタンを押すと転送がスタートします。転送できる画像はRAW画像とJPEG画像で、RAW+JPEGで撮影された画像は、RAW画像/JPEG画像ともに転送されます。 ※パソコンの背景に使用できる画像はJPEG画像のみです
●プリンターに「ダイレクトプリント」。 ダイレクトプリントの標準規格であるPictBridgeに対応したキヤノンPIXUSシリーズなどのプリンターと接続、目的にあわせて各種印刷設定を行い、イージーダイレクトボタンを押すだけの簡単操作でプリントが楽しめます。 プリントできる画像はJPEGのみです。RAW+JPEGで同時記録されたJPEG画像もプリントできます。トリミングや補正、デジタルカメラ用記録フォーマットDPOFを利用した各種レイアウトプリントが可能です。
●高い強度を誇る、マグネシウム製合金外装ボディを採用。 上部、前部、後部の外装カバーに軽量で高強度のマグネシウム合金を採用しました。本体はステンレス製シャーシと、高強度エンジニアリングプラスチック製のミラーボックスで構成されています。また、フランジバック量が変化しないように、レンズマウントと撮像素子が固定されたミラーボックスは、シャーシに強力に固定されています。
●EF-Sレンズを含む、50本以上のすべてのEFレンズが利用できます。 交換レンズを自由に使えるのは、デジタル一眼レフの魅力です。不思議な遠近感を表現する超広角レンズ、身近な被写体をドラマチックに表現するマクロレンズ、はるか遠くの景色を掴む超望遠レンズ。EOS 30Dでは、超広角14mmから超望遠600mm※1まで、50種類以上の豊富なラインナップを誇る高性能なEFレンズが利用できます。さらに、APS-Cサイズのセンサーに最適な光学系を採用した高画質で軽量・コンパクトなEF-Sレンズシリーズ※2も用意されています。 ※1 EOS 30Dに装着した場合の焦点距離イメージは、レンズ表記焦点距離の約1.6倍。 ※2 2006年2月現在、EF-Sレンズシリーズは、EOS 30D、EOS 20D、EOS 20Da、EOS KissデジタルN、EOS Kiss デジタルに使用可能。
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